泉かむりの里観光情報/いきなご縁WEB
特集　泉ヶ岳に行こう！

～達人から聞く～仙台市民の山 その魅力③

子ども本来のたくましさが見られる
日常では味わえない体験が人生の宝に
【オーエンス泉岳自然ふれあい館】指導班長 猪股 成彦さん

「オーエンス泉岳自然ふれあい館」は、かつての少年自然の家、野外活動センターの役割を引継いだ施設。自然体験や学習活動の拠点となっていて、大自然の中で生き生きと過ごす子どもたちの姿が見られます。
悪天候の日、登山帰りの子どもたちは特に印象的です。ずぶ濡れになって大騒ぎしながらもどこか清々しい。仲間と助け合いながら厳しさを乗り越え、安全に戻った達成感が表情に現れます。
根白石の里山も含め、都会にこのようなエリアがあることはとても面白いことだと思っています。多様な山遊びができ、温泉もあって最高の環境です。日常で自然の厳しさや美しさを味わいにくくなっている現代、繰り返し訪れて思い出を語り合いながら過ごして欲しいですね。
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PROFILE
いのまた なるひこ／東京都出身。教員、宮城県自然の家職員などを経て、2022年より現職。山岳救助ボランティアなど、船形連峰を安全に楽しむための活動にも積極的に関わっている。
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市内の児童は野外活動のために訪れる。初日は登山が定番。標高1175ｍの頂上まで、ふれあい館から約700ｍを登る

行事で歩くスキーを体験する学校もある


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■オーエンス泉岳自然ふれあい館|自然体験やキャンプ、登山等、泉ヶ岳との様々な関わり方を提案します。 (shizenfureaikan.jp)